屋久島町政をめぐる一連の調査報道/町長交際費問題、補助金不正請求事件など(屋久島ポスト)【25調02】

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講演者

  • 武田剛

    武田剛(たけだ・つよし)

    市民メディア「屋久島ポスト」 共同代表

    1967年生まれ。20年勤めた朝日新聞では、写真記者や編集委員として南極や北極で環境取材をしたのち、2012年に退職。世界遺産の屋久島に移住して自然環境をテーマに取材を始めたが、町役場も覗くと不正が次々と発覚。町幹部の旅費不正精算では230万円超が着服され、補助金不正請求事件では国が1668万円の返還命令を出し、さらに町長は交際費で国会議員に高額贈答も。環境取材どころではなくなり、住民有志と調査報道を続けている。

  • 鹿島 幹男

    鹿島 幹男(かしま・みきお)

    市民メディア「屋久島ポスト」 共同代表

    1953年、屋久島生まれ。鹿児島本土の工業高校を卒業後、大阪の空調機器メーカーに就職。エアコンの総合組み立てを担当するかたわら組合活動を続け、組合幹部として8年間にわたり約2000人の組合員をまとめた。定年後は島へ戻ったが、2019年末に発覚した町長らの出張旅費不正精算事件をきっかけに住民団体を結成し、約30人の同志と町幹部を追及。2021年には屋久島ポストを創刊し、屋久島町政を監視する調査報道を続けている。

この作品の推薦理由

人口1万1000人の鹿児島県屋久島町の市民メディア「屋久島ポスト」は、報道機関の監視が届かない危機感から立ち上げられ、町長の交際費問題や補助金不正など、町政を監視する骨太な調査報道を発信している。怪文書を配られるなどの妨害を受けながらも報じ続ける姿勢は、高い評価に値する。奨励賞(独立メディア・雑誌・フリーランス部門)

(2025-12-07_調査報道大賞スペシャル2025)

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