就職活動支援ゼミ2024-2025
報道の仕事に就きたい大学3年生を主な対象に
2024年10月より開講
新聞・放送業界で記者やディレクターなど、報道の仕事に就きたい大学3年生を主な対象に、入社試験で必要な作文やエントリーシートの添削、面接練習などを支援する「就職活動支援ゼミ2024-2025」を2024年10月に開講します。
3年生以外の大学生、大学院生、転職を考えている社会人も受講できます。ベテラン記者による指導だけでなく、同じ志を持つ仲間との出会いも、皆さんの就職活動の励ましになることでしょう。
この取り組みの基になったのは、日本新聞労働組合連合(新聞労連)が長年取り組んできた「作文ゼミ」です。2023年から報道実務家フォーラムのプロジェクトとなりました。
講師には2014年から新聞労連委員長を務め、作文ゼミの講師や責任者として多くの内定者を送り出してきた共同通信の新崎盛吾記者、報道実務家フォーラム運営メンバーの日下部聡・毎日新聞論説委員のほか、複数の現役記者が参加する予定です。
ジャーナリズムの道を目指す皆さん、ぜひご参加ください。
前年の実績
2023-2024年の就職活動支援ゼミでは、37人の受講者のうち約20人が報道機関に進むことになりました。内定先は次の通りです(順不同、最終進路以外も含む)。
共同通信、九州朝日放送、NHK、読売新聞、信濃毎日新聞、朝日新聞、時事通信、日本経済新聞、新潟日報、北海道新聞、福島民友新聞、大分合同新聞、毎日新聞、福井新聞、山陰中央新報、河北新報、茨城新聞、千葉日報、中日新聞、岐阜新聞
オンライン参加と中京圏向け就活相談
就職活動支援ゼミは東京都内でのリアル開催が原則ですが、遠隔地からオンライン参加の希望があれば検討しますので、お問い合わせください。
また、中京圏の学生の皆さんには今年から、報道実務家フォーラムメンバーで名古屋市在勤の現役記者が相談に応じる試みを始めます。詳細はお問い合わせください。
開催情報
開催期間:
2024年10月~2025年夏ごろまで、月1回の開催
開催場所:
東京都内の貸会議室など
参加対象:
報道志望の主に大学生(社会人も可)
実施内容:
新聞・テレビの報道部門を想定した作文添削、エントリーシート添削、面接練習、ゼミ終了後に懇親会を開催予定
講師:
新崎盛吾、日下部聡、その他フォーラムメンバーなど報道実務家
参加希望者向けガイダンス:
2024年10月18日(金)18:30〜 東京都文京シビックセンター4階ホール(東京都文京区春日1-16-21)
※参加者向けガイダンス申し込み期限:2024年10月17日(木)
※参加はガイダンス以降も随時受け付けます。
主催
特定非営利活動法人報道実務家フォーラム
問い合わせ先:shukatsu@j-forum.org
参加費
1人1期:5,000円
プログラム
① 2024年10月18日(金)18:30~
文京区シビックセンター4階ホール
【参加者向けガイダンス】
前年の就活ゼミの内定者による座談会、講座の進め方案内など
②2024年11月以降
班に分かれて月1回、都内の貸会議室などでゼミを開きます。文京区と新宿区の2会場になる見込みです。内定の状況に応じて2025年7月ごろまで開く予定です。定例のゼミとは別に講師が参加しない自主ゼミもあります。
講師紹介
新崎盛吾あらさき・せいご
共同通信 デジタル編成部デスク1967年生まれ。沖縄県出身、千葉県在住。90年に共同通信入社。山形、千葉、成田支局を経て、社会部で警視庁公安や国交省を担当。イラク戦争、北朝鮮、赤軍派などを取材した。2014年から16年まで日本新聞労働組合連合(新聞労連)委員長を務めた後に復職し、現在はデジタル編成部デスク。法政大学兼任講師、「金曜ジャーナリズム塾」事務局長、「ジャーナリストを目指す日韓学生フォーラム」実行委員。2016年から新聞労連とJCJ(日本ジャーナリスト会議)の就活生向け作文ゼミで講師を務める。
日下部聡くさかべ・さとし
毎日新聞論説委員1970年生まれ。1993年毎日新聞入社。浦和支局、サンデー毎日編集部、東京・大阪両社会部、デジタル報道センター長などを経て、2022年10月から現職。16年に「『憲法解釈変更の経緯 公文書に残さず』など内閣法制局をめぐる一連の報道」で第20回新聞労連ジャーナリズム大賞とJCJ大賞を受賞。16年10月~17年7月、英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所客員研究員。著書に『武器としての情報公開』(ちくま新書)。2010年の報道実務家フォーラム発足以降、運営に携わる。