『冤罪をほどく』著者が登壇!冤罪取材をどう進めるのか[24春52]
講演者
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秦融(はた・とおる)
至学館大学 客員研究員中日新聞社会部編集委員時代に「農は国の本なり」(農業ジャーナリスト賞)、調査報道「呼吸器事件」(早稲田ジャーナリズム大賞、日本医学ジャーナリスト協会賞大賞)、「南海トラフ80%の内幕」(科学ジャーナリスト賞)、「特攻のメカニズム」(平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞)を担当。著書に『冤罪をほどく― “供述弱者”とは誰か』(講談社本田靖春ノンフィクション賞)。21年定年退社。FRONTLINE PRESSメンバー。
講座紹介
元看護助手の西山美香さんの再審無罪が確定した滋賀・呼吸器事件。中日新聞取材班は、西山さんが刑務所から両親に送った350通余りの手紙を読み込んで冤罪を疑い、弁護団の協力も得て獄中での精神鑑定を実現。西山さんは、軽度知的障害がある「供述弱者」だと明らかにしました。取材経過をまとめた著書『冤罪をほどく』で講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞した元デスクの秦融さんが、取材手法をとことん語ります。
(2024-04-29_報道実務家フォーラム2024)
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