報道実務家フォーラム​青森で開催

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2019年11月23日(土)、24日(日)

 報道の現場にいるみなさん。どうしたらもっと面白く、よりよい報道を実現できるか、日々の仕事についてじっくりと語り合ってみませんか。

 同業者や専門家から現場で役に立つスキルや視点を学び、会社の枠を超えて記者や編集者が一緒に議論する「報道実務家フォーラムin青森」が11月、東奥日報社の全面的なご協力により、青森市で開かれます。現役記者による全5講座と交流会、視察を含む充実の2日間。初めての地方開催となります。東北をはじめ北海道、さらに他の地方の方も、ぜひご参加ください。

開催情報

東奥日報本社青森市第二問屋町3-1-89
会場のマップを見る

プログラム

11月23日(土)
会場:東奥日報社2階アトリウム(講座)

10:00-11:20ネット情報収集の裏技 (井上直樹・グーグルニュースラボ)
11:40-13:00情報公開制度活用術 (日下部聡・毎日新聞)
13:00-14:00ランチ(軽食を提供します)
14:00-15:20こんなに使えるオープンデータ (熊田安伸・NHK)
15:40-17:00ネット非難に凹まない!実名報道の意味はこう説明する(澤康臣・共同通信)
17:20-19:00「イージス・アショア」スクープはこうして実現した(松川敦志・秋田魁新報)
19:30-交流会

11月24日(日)

10:00-15:00航空自衛隊・米軍三沢基地と周辺視察 (解説=斉藤光政・東奥日報論説編集委員)

講師プロフィール

井上直樹

(いのうえ・なおき、グーグルニュースラボ・ティーチングフェロー)

1983年生まれ。熊本日日新聞、西日本新聞を経て、18年8月から現職。記者として経済や子どもの貧困、南スーダンなどを取材。市議会の議事録データを活用した報道などにも取り組んだ。

日下部聡

(くさかべ・さとし、毎日新聞統合デジタル取材センター副部長)

1970年生まれ。社会部時代「『憲法解釈変更の経緯 公文書に残さず』など内閣法制局をめぐる一連の報道」で第20回新聞労連ジャーナリズム大賞、16年度日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞。

熊田安伸

(くまだ・やすのぶ、NHKネットワーク報道部専任部長)

1967年生まれ。社会部で「公金」をテーマに調査報道。新潟局、仙台局では震災報道を指揮。Nスペ「追跡 復興予算19兆円」でギャラクシー大賞など。「調査報告 日本道路公団」で芸術祭優秀賞。

澤康臣

(さわ・やすおみ、共同通信特別報道室編集委員)

1966年生まれ。社会部、外信部、NY支局などを経て2014年から特別報道室で調査報道や深掘りニュースを担当する。世界中の記者が協力して取り組んだ「パナマ文書」の取材・報道に参加。

松川敦志

(まつかわ・あつし、秋田魁新報社会地域報道部編集委員)

1972年日生まれ。96年秋田魁新報社入社、社会部などを経て、2003年から朝日新聞社で社会部、那覇総局長などを務める。16年秋田魁に再び入社し、社会地域報道部を経て17年から現職。

斉藤光政

(さいとう・みつまさ、東奥日報論説編集委員)

1959年生まれ。在日米軍基地の核問題に迫った連載「解かれた核の封印」で2000年平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)、米軍再編と北朝鮮ミサイル問題の連載で07年新聞労連ジャーナリズム賞。