「カビの生えた病棟で」精神科病院の虐待事件を検証する[24春16]
講演者
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前川茂之(まえかわ・しげゆき)
神戸新聞 記者2004年神戸新聞社入社。丹波総局や阪神総局に赴任し、17年から本社報道部。兵庫県警キャップなどを担当後、24年3月から兵庫県政キャップ。事件事故担当を12年、行政担当を6年経験。尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件のほか、尼崎JR脱線事故、明石歩道橋事故の強制起訴裁判、尼崎連続変死事件などを取材。愛媛新聞と神戸新聞で連載する童話『かなしきデブ猫ちゃん』の絵本編集・プロモーションも手がける。
講座紹介
男性同士のキスを強要する。びんた、膝蹴り、嘲笑。じめじめした院内には黒いカビが広がっていた――。神戸新聞の連載『カビの生えた病棟で』は、神戸市の精神科病院「神出病院」で2020年に発覚した虐待事件のおぞましい実態、政財界人脈を持つ法人理事長の乱脈ぶり、そして病院再生の動きを検証しました。精神科病院での虐待は全国で相次いでいます。取材の経緯や視点、手法について取材班の前川茂之記者に語っていただきます。
(2024-04-27_報道実務家フォーラム2024)
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