死亡した高齢女性は誰…?大反響「ある行旅死亡人の物語」の取材[春フォーラム2023]

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講演者

  • 伊藤亜衣

    伊藤亜衣(いとうあい)

    共同通信社 大阪社会部記者

    1990年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。2016年に共同通信社入社。青森支局を経て、18年より大阪社会部。

  • 武田惇志

    武田惇志(たけだあつし)

    共同通信社 大阪社会部記者

    『ある行旅死亡人の物語』(毎日新聞出版)著者。

講座紹介

2020年4月、ある独り暮らしの高齢女性が兵庫県尼崎市のアパートでひっそりと亡くなりました。身元が分かる遺品はなく、周囲に女性の素性を知る人もいません。自宅の金庫に約3400万円が残され、写真もありましたが、警察や探偵の調べでも身元は判明せず、官報の「行旅死亡人」欄に掲載されました。これを見た武田惇志記者と伊藤亜衣記者は取材を始め、女性の身元を突き止めます。一部始終を描いたWEB記事「現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性、一体誰なのか」(前・後編)は大きな反響を呼び、昨年11月にはルポルタージュ作品「ある行旅死亡人の物語」(毎日新聞出版)として出版されました。「名もなき人」——一般的なニュースの埒外から、どのように〈物語〉を見つけ、描いたのか。取材過程の追体験や実名記載へのこだわりが、どのような効果を生むことになったのか。取材経緯や執筆、読者への見せ方の工夫などを話していただきます。

(2023-04-29_報道実務家フォーラム2023)

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