実名・匿名の判断は?代表取材で良いのか?現場の判断を語り合う[24春06]
講演者
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市川不二子(いちかわ・ふじこ)
NHK ネットワーク報道部チーフリード社会部で検察、警察庁、警視庁を担当。大阪局では事件・司法担当のニュースデスクを務め、クリニック放火殺人事件などの遺族・関係者取材を指揮した。現在は、ネットワーク報道部のデスクとして全国の事件や裁判、災害などの出稿を担当している。
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本田貴信(ほんだ・たかのぶ)
京都新聞 報道部記者記者歴19年。主な連載に、2009年の朝鮮学校襲撃事件をテーマにした「ヘイト追跡 朝鮮学校襲撃事件10年」、21年に放火事件があったウトロ地区をルポした「ふるさとの残照」。京都アニメーション事件を扱った20年の連載「エンドロールの輝き」「ユートピアの死角 京アニ事件」で新聞労連ジャーナリズム大賞受賞。23年8月から、同事件が浮き彫りにした社会課題や死刑問題を取り上げる「理由」を連載中。
講座紹介
「京アニ放火事件」「大阪クリニック放火事件」では、多数の犠牲者をめぐる報道や、遺族・周辺者取材に様々な困難がありました。京アニでは犠牲者を匿名とする異例の審理が波紋を呼び、大阪では遺族を代表取材にするかどうかが問題に。それぞれで難しい判断を迫られ、乗り越えてきた京都新聞の本田貴信記者と、NHKの市川不二子デスクに登壇して語り合っていただきます。
(2024-04-27_報道実務家フォーラム2024)
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