朝ドラからオウムまで、国立公文書館で未公開文書を掘り起こす[24春21]

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講演者

  • 清永聡

    清永聡(きよなが・さとし)

    NHK 解説委員

    1993年NHK入局。 社会部記者(気象庁、内閣府防災、司法クラブ)、副部長、司法クラブキャップなど経て、2016年より解説委員。担当は司法、公文書、災害。4月放送開始の連続テレビ小説『虎に翼』では制作スタッフとして「取材」を担当、戦前から戦後の司法制度や実際の事件・裁判、家庭裁判所の創設などをドラマに盛り込んでいる。主な著作に『気骨の判決』『戦犯を救え』『家庭裁判所物語』など。近著に『三淵嘉子と家庭裁判所』(日本評論社)。

講座紹介

連続テレビ小説『虎に翼』は、解説委員の清永聡さんが著した『家庭裁判所物語』がベースです。清永さんも制作に参加して国立公文書館の記録が使われているほか、個人で3年間国立公文書館に通って戦争裁判記録の開示を続け、「戦犯を救え」を書き上げています。公文書と言えば「情報公開請求」を思い浮かべますが、実は国立公文書館にも大量の未公開記録が眠っています。独自文書の宝庫を使い倒す取材術を解説してもらいます。

(2024-04-28_報道実務家フォーラム2024)

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