貧困ビジネスをどう取材するか「住宅穴埋め屋」スクープから[24春53]

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講演者

  • 室矢英樹

    室矢英樹(むろや・ひでき)

    朝日新聞 記者

    同志社大学法学部卒。神戸新聞社を経て、1996年朝日新聞社入社。大阪社会部、西部社会部、東京ネットワーク報道本部などに所属。現在は秋田総局。2013年に「高速増殖原型炉もんじゅ停止命令へ」を特報。10年余り、原発問題の調査報道に携わる。10年、23年に貧困ビジネス問題で貧困ジャーナリズム賞受賞。「多死社会」問題の取材を続ける。現在、花火のまち・大曲を舞台とした長期連載「HANABI」を執筆中。

講座紹介

生活困窮者を郊外の空き物件に入居させ、満室にして高値で転売する「住宅穴埋め屋」の実態が2023年2月、朝日新聞の室矢英樹記者の報道で明らかになりました。新手の「貧困ビジネス」に光を当て、貧困ジャーナリズム賞を受賞した報道はどのように生まれたのか。貧困ビジネスの問題を追い続けてきた室矢さんに、この分野を報じるときの視点や取材手法も含めて語っていただきます。

(2024-04-29_報道実務家フォーラム2024)

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