報道への圧力を強める中国で、どのように取材をしたのか[24春24]
講演者
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坂本信博(さかもと・のぶひろ)
西日本新聞 編集局社会部次長1972年福岡市生まれ。マレーシアの邦字紙記者、商社勤務を経て99年に西日本新聞社入社。長崎総局、社会部、東京支社報道部などを経て2017年にキャンペーン報道「新 移民時代」で石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞受賞。18年にオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(日本記者クラブ特別賞受賞)を創設。20年から3年間、北京特派員として中国に赴任。中国新彊ウイグル自治区の強制不妊疑惑を巡る調査報道で調査報道大賞選考委員特別賞受賞。23年8月から社会部次長。
講座紹介
西日本新聞社の坂本信博記者は、2023年8月までの3年間、北京特派員を務め、在任中に中国新疆ウイグル自治区の人権抑圧を巡る報道を発信しました(調査報道大賞選考委員特別賞)。取材中には当局の尾行もつき、帰国前には中国政府の役人から警告も受けていました。現地で監視下にありながらどのように取材活動を行ってきたのか。帰国した今だからこそ話せる内容も明らかにしてもらいます。
(2024-04-28_報道実務家フォーラム2024)
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